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模倣犯 へなちょこちょこな日々
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2007/12/21.Fri

模倣犯

模倣犯1 (新潮文庫)模倣犯1 (新潮文庫)
(2005/11/26)
宮部 みゆき

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ついにね。
買うてしもうたのですよ。

おほほのほ。
余力があるうちに早退させてもらったので
なんとなく本屋に寄って
なんとなく買ってしまった「模倣犯」

ほんとうはなんとなく、、、なんて買っちゃいけない本だったのに。
(実は発売されてから1年買えずに待っていた文庫版だったのだ・・・。)
(なんで待ってた、、って?
買って来たら読んでしまわずにはいられないのがわかっていたから。
ハードカバーで読み始めたときも
止まらなくて二日間完徹したはず・・・・。)



(風邪っぴきが治らないのはこのせいだったのかもしれん)
風邪引きさんだから、、と
言い訳をしながら
ちゃっかり読み始めて
案の定止まらなくなり、、、
文庫版5冊の大作を一週間かけて読み終わりました。
(最終巻は途中で読むのをやめられなくて、ついに5時間ほどで読みきってしまった。)


最初に読んだ時は
話の続きが気になって
ちょっとすっとばして読んでいたところなどがあり
あぁ、忘れてたな、、と思うところが結構あった。

そして最初に読んだときのことを思い出した。
恐ろしかった。
ほんとうに恐ろしかった。
こういうことは現実に起きてる。
ワタシが巻き込まれるかもしれない、、ということもあるが
身近な人間が巻き込まれでもしたら、、、と思うと
いてもたってもいられないほどだった。
どうやって守ればいいんだ、と思うと恐ろしさに身がすくむ。

読み進めていくことが困難なところもあった。
でも読んだ。
泣きながら読んだし
何度も泣いた。


とてもとても
哀しい、、悲惨なお話なのだけれど
いろんなことが盛り込まれてあるし
いろいろいろいろ考えさせられる。
読み応えたっぷりすぎてちょっと放心。


物語の主人公たちにも
いろいろ教えてもらっているが、、
怖い、怖い、、、と怖がる段階では
もうなくなったのではないか。
自分の中の怖さから逃げずに
受け止めて
歩き出すことができるようになったのではないか、と。
二回目に読んだ今は
そう思えるようになった。

口幅ったい言い方だけれど
愛、って一体なんなんだ、と思っている。

最初に読んだ時は
自分の身近なものがそんな目に遭ったら、、と
思うだけで恐ろしかった。
でも実際、そのようなことも起こりうる、
そう腹に据えて生きていくこと、関わることの方が
大切なんじゃないかと思うように。
その都度、その都度
あなたのことが心配です、大切に思っています、と
きちんと伝えていること
悲しい事態が起こったとしても、、
あの、、鞠子さんのおじいさんのように
取り乱さず、その人を守れるように
自分を守れるように、、強くあること
自分で立って生きてくように、、、。
それ、って愛なんじゃないか、って。
そんなふうに思った。

毎度
宮部さんの作品を読むと思うことだけれど
いろんな人が出てくるのがいい。
それも生活感を持ったキャラクターとしてしっかり感じられるところがいい。
それに
根底に”信じてる”優しさというか
やわらかさやたくましさを感じる。

新刊がでるのを心待ちにしてる。


「火車」、や「理由」の読み返し運動しちゃうかな~・・・にゃはは







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